前日現地入りして《キャンプ→宴会→二日酔い→レース》
パターンが毎年同じ。反省がないというより、これが楽しみで来てます。
今年も、テント3張りに、タープ2張りの気仙沼チームは大会本部と間違えられるほど。
土砂降りの宮城を出発し、北上すると天気回復。青森はいい天気。
夕方、時間があったので宴会用にウマいもの買ってこようと、
30分ほどかけて青森駅前のアウガというビルの地下にある市場へ
近くには「のっけ丼」という自由にトッピングできる丼が話題の魚菜センターってのもあります。
残念ながら、のっけ丼は終わってましたけど、イカとホタテをゲット!
三々五々メンバーが集まり、地元OHタイラーさんも参加し、
地元魚介たっぷりBBQと酒で、自転車話は止まらず、気づけば午前2時!
朝、テントの中が暑くて目がさめた。
昨夜は寒いぐらいだったのに、やはり北の方は寒暖の差がありますね。
どうやら今回も暑いぐらいのピーカン晴れになりそうです。
朝、ツイッターで知り合ったKaiohModeの彼が、お土産持ってきてくれました。
ご馳走様でした。
我々は、一般クラスのBと、いわゆるエキスパートのAに参戦
どちらも午後のレースだったのは、二日酔いオヤジたちには良かった。
まずは、マーブルJrがジュニア参戦。
まったりと時間が過ぎ、午後Bクラスにマーブル、Mrケイリンさん、
そして津波のがれきから奇跡的にトレックを救出し、総走行距離4kmというのハガ。
マーブルJrもダブルエントリー。
マーブルは、指を草刈機であわや切断の負傷中で、途中脱落。
ハガとMrケイリンさんは、順調に周回を重ね何人か逃がしたものの
最後は集団トップでMrケイリンさんゴール!
さすがなんだかんだ言いつつ、みんなうまくまとめますな。
さて私は、本日最終レースのAにタケシと参戦。
たった13人の出走ですが、常連の選手の他、競輪学校を目指している物凄い脚の選手もいる。
36km18周回は、最初からアタック合戦。
特に目立つのは、秋田の名門SHOWAの選手と、SEKIみちのくの2人。
最近調子の上がらなかった、SEKI店長が今日は絶好調でアタックを繰り返し
I川さんが、SHOWAの選手と逃げに乗る。
オレも追ったが、追い切れずに2人が徐々に逃げていく。
レースはサバイバルになり、前の2人を追おうとスピード上げるたびに
後ろでブチブチと切れて行く。
中盤、2人の逃げは完全に成功。視界から消えた。
やはり練習不足は否めず、一瞬の力は出るが持続しない。心拍も下がらず。
終盤にサイクルミノルのW君がついに脱落し、
集団は「競輪くん」とSEKI店長、オレの3人だけになってしまった。
競輪くんに何度か、「オジさん達もう駄目だからいっていいよ~」
って言いながら、脚を使わせようとセコイ心理戦に出たが、さすがに騙されず
3人のまま最終回。もう、脚がつり気味でピクピクしてる。
どう考えても、スプリンター2人にゴール勝負で勝てる可能性が無いオレ。
そのとき、逃げてたみちのくI川さんが、スローダウンしてるところを抜く。
一番奥のコーナーを曲がったところで、一か八かの早がけ開始!
しかし、ヒョロヒョロのアタックはあっさり付かれて万事休す。
だったら発射台になってやるから、カッコよくまくってくれ~!!
と、ザァ~という音と友に異次元のスプリントで競輪くんとSEKI店長が。。。
あまりのスピードに笑ってしまった。
I川さんは、SHOWAの選手のあまりの逃げスピードに、
あと数百メートルを残して脚が攣ったらしい。
結果、4位でした。
いやぁ~ロードレースは面白い。
オレのような素人レベルでも、いろんなドラマがあります。
ヒルクライム全盛の昨今の草レース。
今回も、夏油ヒルクライムが重なったため、こちらはホントに寂しい参加人数。
昔は、千人以上を集めた三陸気仙ロードをはじめ、盛岡、中新田
オリベッティの蔵王ステージなんていうのもあった。
今は、安全面での問題なのかアップダウンのあるコースのロードレースは
東北では皆無になってしまった。。。
ヒルクライムは、私達のレベルでは自分との戦いのみ。
スピード、駆け引き、展開、テクニック、いろんな要素が絡み合うロードレースの面白さに、
もう少し目を向けてほしい。
せっかく自転車ブームなのに、なんか寂しいオジさんレーサーなのでした。
ダメなら、ピストレースでもいいな~団抜とかミスアンドアウトとかやってみてぇ~
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