最近、あったかくなってきて春も近いなと思ってたのに、今朝起きたらしっかり雪が積もってた。
まだまだ、春は遠いのか。。。
本屋にFunrideを買いに行った。
クルマ雑誌のコーナーでNAVIという文字が目に留まった。
少し前に、NAVIが休刊になることは知っていたので、手にとって見るとこれが最終刊だった。
思えば、この雑誌がなければ私の最初の愛車がシトロエンになることはなかった。
NAVIは、ちょっとコアなクルマ雑誌。創刊は、私が高校卒業した1985年。
大学卒業して車が欲しくなってきたころ、ふと立ち読みして面白かったので買い始めたこの雑誌は、一時定期購読するまでになった。
それまで、国産のいわゆる若者受けするクルマにしか興味なかった私に、NAVIの少し変わった角度から見るクルマ論は新鮮だった。
パワーがあって豪華な国産車が一番だと思っていた私が、NAVIで並みいる世界の高級車を押しのけシトロエンAXという、たった67馬力の小さなラテンの車が太鼓判を押されているのが不思議だった。
コメントは覚えてないけど、『とにかく乗ってみれば楽しい!』みたいなことが書いてあって、試しに当時の西武自動車に試乗に行った。
マーチより小さな車に、190cm近い身体を押し込んで、フワッとしたフランス車らしいシートに腰掛け、シトロエンの伝統がかろうじて残る一本ステアリングを握り、エンジンをかけるとカラカラと軽いエンジンの音。
スタートした瞬間、その身軽な加速と乗り心地のよさに、今までの自動車に対する価値観が全部吹っ飛んだ。
なんだかよくわかんないけど、とにかく楽しかった!
そして、1ヵ月後その試乗車そのものが私の人生最初の愛車になった。
それから20年、乗る車はどんどん立派になったけど、このクルマを超える衝撃はいまだに味わっていません。
次のクルマを考えるたびに、バイブルとなってくれたNAVIが無くなってしまうのは寂しい限りです。
いつも、世間の流行に一言物申す的な記事に、なるほど!と思わせてくれました。
今回も、ハイブリットやEV全盛の中、マツダが東京モーターショーに出品した32km/lを走る「潔(きよら)」というガソリンエンジンのことを語っていた。
たしかに、わざわざハイブリットで車重を重くして運動性能を損なうよりは、シンプルなガソリンエンジンで32km/lも走るなら絶対そのほうが良いに決まってる。
ちっちゃな20年前のAXが、たった67馬力なのに180km/h近くの最高速と身軽さ、快適さを両立できていたのは、700kgしかない車重の恩恵なのです。
その分、安全性は無視されてたのでしょうけど。。。ちなみにAXの最高燃費は4人乗車で19km/lでした。
シトロエンAX
また戻ってきてくれることを願って止まない、NAVIファンの私なのでした。
しかしまぁ自転車の話題、これっぽっちも無いな。
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2 件のコメント:
私も買いましたよ!悲しい限りですね(泣)
我が家の二台のXANTIAも一台(緑)がお別れする予定です。
そうですか~エグザンティアとお別れなんですね。でも、まだ1台あるってのがさすがシトロエンの館の館長らしいとこです(笑)
ところで、我が家の妻の車も買い替えになる予定です。
それが。。。詳しくはブログ記事にて
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