2011年3月20日日曜日

震災から10日

あれから、あっという間の10日間。
何もなければ袖ヶ浦に行って家族でレース楽しんでるはずでした。
地震のあった日、停電で真っ暗な家に帰るとポストに参加証が届いてたのが、
なんともいえず悲しかった。
主催者からお電話を頂き、中止のお知らせと参加費を義援金にさせていただきますとのこと。
私が、気仙沼のチームであることを伝え、是非そうしてくださいとお伝えしました。

「ルノー6WHEELDAY」の関係各位、参加者の皆様、被災地関係者の一人として、深く感謝いたしますとともに、皆さんと一緒に走れる日が来ることを心から祈っております。

あ~またかなり揺れてます。
向かいのスーパーの従業員の方々が、悲鳴を上げて外へ飛び出してきました。
特に、建物の中で怖い思いをした人たちは、飛び出したくなる気持ちも分かります。
あの日から、余震はとぎれず続き、またかと思うと身構えてしまう。
心が休まらない日々です。

昨日あたりから、気仙沼の知り合い達に送ったメールが、やっと帰って来るようになりました。
約一週間の音信不通でしたが、これでもまだ良い方で、岩手の方ではまだ連絡が取れず、NTTの社員が避難所で連絡したい人の電話番号を聞き、つながるところまで移動して安否を伝えているそうです。
今回被災して分かったことは、結局携帯にしても、固定電話も、ネットにしても、被災地以外の人にしか使えない。
一切の連絡手段は、被災地近くでは一週間以上断たれるということです。
昨日になって、女川方面で70人ほどの孤立集落が発見されたとのこと。
実家では、電気が復旧したがTVとネットが基地局流されたケーブルTVのため役に立たず。
知り合いの電気屋さんが、お得意さんを回ってくれて、アンテナを設置してくれたそうで、やっと情報が来るようになったとのこと。

そして燃料不足は、さらに深刻。
気仙沼では、ガソリンをリッター1500円で売る闇業者まで出てきてるそうで、どうしても必要な人は、仕方なく買っているとのことです。
最低な人間だ。

シクリスタ気仙沼のリーダー、マーブルのブログが震災後初めて更新されました。
気仙沼の様子を撮った写真を見ると、良く知っている場所だけに、ショックが大きいです。
http://ciclista.seesaa.net/

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