ツーキニストレーサーがいく！: みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会

3週間もご無沙汰してしまいました。
精神的にも肉体的にも、忙しない日々が続きブログまで手が回りませんでした。
梅雨で通勤ライドも休みがちで、ストレスたまり気味。

そんなこんなで、練習不足。とてもレースシーズンの状態ではありません。
。。。が！そんな中ツチダさんから、昨年出た「トライアスロン七ヶ浜大会」に出場要請。
「今年はむりっすよ～」と断ったつもりだったのだが、出ることになってた。
「まぁそんなわけだヨロシク！」
「はぁまぁわかりました」
ってな感じで安請け合いしてしまった。
普通のトライアスロンなら自分のことだけ考えれば良いんだけど
この大会には「リレー部門」ってのがあって、スイム+バイク+ランをチームリレー形式で競う。
468+1チームとしては、今回5連覇がかかっている。
スイムもランも、全体でもトップクラスのスペシャリストなので、
どう考えてもバイクの私がヤバい。
イリマ君を、Aチームにすれば良かったと思ってもあとの祭り。
通勤10km以外、まったく練習できないまま、
前日、後輩の結婚パーティーに呼ばれ、
2時間しか寝ない状態で当日へ。

朝5時、ボロボロの状態で、子供達をたたき起こして七ヶ浜へ
若い頃夜中に徘徊した、いわゆるセブンビーチである。
昼間になんか、来たこと無かった。私も健康的になったものだ。
昨年と同じ場所に、当然のごとくツチダトラックが鎮座し
テントも既に設置済み。さすがです。

ボーッとしたまま、あっという間に8時スタートの時間。
スイムは、昨年同様T橋さん。
スイムのスペシャリストは、毎年全体で2～3番手で陸に上がってくる！
スタートすると、まるでサンマの水揚げの網の中のような状態。
殴られたり、蹴られたりは当たり前なんだそうだ。
血を流して上がってくるなんてのも、珍しくないらしい。
何百人いるのかわからないが、信じられない勢いで進むスイマー達。
「アーッ！」っとツチダさんが叫んで
「3番目とその後ろだな！」という。
目の悪い私には全然見えない。

そろそろということで、点呼へ向かう。
誰もいないバイク置き場に入ると
「○○番そこ入らないで！！」といきなり係員のおばさんに怒られる。
一生懸命はわかるんですけど、もう少し言い方無いのかな？
もう少し優しく言って頂くと、楽しくレースできるんですけどね。

そんなこんなで、スイムゴールの時間。
案の定、全体の6番手、部門別ではトップでタッチ。

最初から全開では、今の自分では最後までもたない。
少し様子見ながら、ジリジリと前へ
ロードレースとトライアスロンでは、少し走り方が違うようだ。
トライアスロンの人達は、下りと平地は速いが
登りは、心拍を上げないためか、極端に落ちる。
どちらかと言うと、登りで勝負する我々のレースとは勝手が違う。
登りが遅いのでするすると前へ行って、下りに入ると抜かれるの繰り返し。
ドラフティングを取られると困るので、離れたくても
抜きつ抜かれつなので、自然と集まってしまう。
たぶん、登りが比較的多いコースなので、こうなってしまうんだろう。
折り返しで、少し差が付いてタッチしたBチームイリマ選手に声をかけ
待ってるから来い！って言ったけど、
なかなかスピード差がないので差が縮まらないみたいだ。
10kmコース4周目、最終回トップの方が、ザワザワしだした。
しかしまぁ、この人達。これからランもあるのに凄い人たちだ。
残り5kmで、前へ出て46km/hぐらいで牽いてもついてくる。
やはり、DHバーがないのは不利だったか。
しかし、こっちはバイクのみなんだから負けるわけには行かない。
大人気ないが、みなさんを最後の坂でぶっちぎって全体の先頭でゴール！
みなさん、これからランなのだから、当然ですね。
ありがとうございました。

ランは同姓のK藤さん。
トップでバトン渡されたらプレッシャーですよね。心中お察しします。
しかし、さすがツチダ監督が選んだスペシャリスト。
えらい勢いで私たち応援の前を通過し、きっちり仕事をされて
リレー部門トップでゴ～～～～ル！！！
5連覇達成！しかも、今回はBチームも2位ということで
ワンツーで最高の結果。
Cチーム、Dチームも、やたら楽しそうだったのは
紅一点M川ちゃんのおかげかな？

ここからは恒例のバーベキュー大会。
本物のアスリート、エリート部門のレースを観戦しながら
メチャメチャ美味いカレーと焼肉などいただきました。
私は、あまりの暑さと眠気に、ダウンししばらく寝てました。

そして、表彰台！やっぱいいッスね！